2019年9月14日(土)午後、久留米市役所2階のくるみホールにて、「木造住宅の耐震向上セミナー」を開催しました。
「地震・耐震」という堅苦しいテーマで、3時間という長丁場にもかかわらず、久留米市内だけでなく筑後エリア、福岡・飯塚からもご参加いただきました。
本セミナーの目玉企画は「地震体験」。
会場横の両替町公園に、久留米広域消防本部さんの地震体験車(起震車)が来てくれました。
起震車の車内は、テーブルと椅子がセットされて、リビング風になっています。
まずはお試しに…協議会会長と久留米市職員さんが乗車して、最大震度7までの揺れを体験してみました。
さて今回は、セミナーの参加者さんに巨大地震の揺れを体感してもらおうという企画でしたが、なんと!司会の徳永玲子さんにも起震車に乗っていただけることになりました。
来場したちびっこチャンと一緒に起震車に乗車した徳永さん。
徐々に揺れが強まっていく中、表情はこわばって…
いつものはじけるような笑顔はどこへ。下車後、「怖くて、まったく余裕がなくなりますね…すごい顔になっちゃいました」と徳永さん。
「激しく揺れたらとても立っていられないことが分かった」
「揺れている間は何もできない、落ち着くことがたいせつだと思った」
など、体験されたかたからコメントをいただきました。
見る・聞く情報も大切ですが、からだ全体で感じることが一番、記憶に残ると言われています。
起震車体験が、もしもに備える「気構え」につながってくれたらよいなぁと思います。
久留米広域消防本部さん。
ご協力くださいまして、ありがとうございました。
<事務局後記>
連休にかかる土曜日の開催でしたが、ご都合を整えて参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
毎回、座学中心のセミナーですが、今回、久留米広域消防本部さんのご協力を得て、起震車に来ていただけることになりました。実は、「雨天時は起震車の実演はできない」と聞いていたので、数日前から天候が気がかりでした。幸いにも晴天に恵まれて、ホッと安堵しました。