福岡市耐震推進協議会が行う耐震診断の特長をいくつか紹介します。
耐震診断は設計業務として建築設計事務所や建築士が対応するのが一般的です。設計事務所は工事体制がないため、補強計画書や工事費見積書は、やや具体性に欠ける内容になりがちです。また、工事会社のあっせんがなかった場合、その先どうすればいいのかがわからず、せっかくの耐震診断が役立てられないかもしれません。
福岡市耐震推進協議会にも「他所で診断してもらったけれども、そこは工事ができなくて…」というご相談が多数寄せられています。
福岡市耐震推進協議会は、耐震診断はもちろん、一般建築工事・耐震補強工事まで携われる建築業者が集っているので、診断の結果と同時に、実現性のある補強計画書・工事見積書を提示することができます。
■診断を受けたら工事しないとダメ?…そんなことはありません!
工事まで対応できるからといって、不安をあおって耐震補強工事を無理強いしたりすることはありません。「しつこく営業されたらどうしよう」という心配はご無用です。
どうぞ安心して耐震診断をご依頼ください。
通常、数万~十数万ともいわれる耐震診断ですが、なるべく多くの方に耐震に関心を持っていただくため、福岡市耐震推進協議会では費用を低く抑えて対応してます。
3千円でできると知って「安かったから依頼しやすかった」という方もいれば、「安いからいい加減な内容なのでは?」と不安視される方もいらっしゃいます。
ご安心ください。費用は抑えても質を落としたりしません。
福岡市耐震推進協議会は建築会社が集まった民間の団体ですが、住宅耐震化に真摯に向き合って活動しています。「診断したら耐震性が足りなかった」で終わりではなく、補強して地震に強い家にして、安心して暮らしてほしい、そのために自分たちが役立ちたい、と思っています。
そのために現地調査では、どこが劣化しているか、壁の強さバランスは均等かなど、「どんな風に補強すればよいのか」を思い浮かべながら観察します。 分析の結果、耐震性が不足していた方には、「この機に耐震補強して安心して暮らしていただきたい」という気持ちで補強計画書を作成します。
数万円の耐震診断に遜色ない報告書・補強提案資料を提示できると自負しております。
現地の状態は診断士の目視検査になるため、経験や主観で評価にバラツキが生じやすくなります。
そこで福岡市耐震推進協議会では、2社訪問体制で対応しています。適切な調査ができているか、見落としがないかを相互に確認し、より精度の高い診断を行います。
注)調査結果報告書及び補強提案書は、主担当の1社から提示いたします。2社を比較することはできません。予めご了承ください。
住宅耐震化の啓蒙活動の一つ、「消費者向けセミナー」を主催する際は、告知・集客活動、会場の準備など、開催地の行政と連携して進めております。
特に、福岡市耐震推進協議会の設立に関わった福岡市に対しては、毎月、活動内容を報告しています。同市主催の耐震出前講座では、講師や相談役を務めています。
行政と協力体制が保てているのは、誠実な耐震診断・耐震補強工事の積み重ねあってこそ。
これからも一つ一つの耐震診断に真摯に向き合っていきたいと思っています。
一般社団法人福岡市耐震推進協議会 事務局
運営時間:平日 月曜日~金曜日 午前10時~午後5時
電話:0120-861-988 FAX:092-581-1303